という方に向けて、「引越し時の初期費用を安くする裏技」を紹介します!
不動産で働いた経験と、実際に3回の引越しを通じて、効果があった節約方法をお伝えしていきます。
この記事を読むと、
- 初期費用を安くする方法がわかる
- 初期費用についての理解が深まる
- 初期費用の相場がわかる
ようになります。これから引越しをしようとしている人、引越しを考えている人は是非参考にしてみてください!
Contents
裏技1)初期費用で省くことができる項目がある
まず提示された見積書のうち、交渉次第で省くことができる項目があります。
それはこれらの5つです。
- 書類代
- 24時間サポート(別名の可能性あり)
- 簡易消化器代
- 仲介手数料(100%の場合)
- 害虫駆除、抗菌施工代
- 火災保険(その代わり自分で手配)
物件、仲介会社によって名前が違っていたり、そもそも項目に含まれていない場合がありますが、これら5つはスタッフに掛け合うことで省いてくれる可能性が高い項目です。
各項目の詳しい説明はこちら
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なぜこれらが省けるのかというと、
仲介業者は仲介手数料(家賃の50%)と物件所有者からの宣伝広告料がもらえるので、主な費用はそこで利益を得ることができます。
ですので上記の項目は、追加で徴収している項目である可能性が高いため、交渉すると省いてくれる場合が多いです。
家賃、礼金の値下げは可能か?

家賃と礼金、敷金の値下げは上記項目よりはかなり難しいです。
可能性があるとすれば、ずっと入居者を募集しているような物件や、古い物件であれば可能性はありますが、人気の物件や築浅の物件ではほとんど難しいと言えます。理由としては、
物件所有者側からしてもあまりに高くしても入居者が決まらないと意味がないので、あらかじめそれを見越して家賃を設定する場合が多いためです。
裏技2)フリーレントを活用する

と思う方のために、フリーレントを使用したお得な情報を紹介します。
フリーレントとは、
稀にフリーレント2ヶ月などといった物件がある場合がありますが、それは入居後2ヶ月間は家賃が無料になる期間のことを意味します。
このフリーレントの所有者側メリットとしては、
- 借り手が即決しやすい
- 長く空いている物件も決まりやすい
などという点があげられます。
ここではフリーレントではない物件にフリーレントが適用できないか交渉をしてみるという裏技です。
交渉をする際のポイント

交渉する際は、まずフリーレント適用可能かを聞く場合、
という文言を言ってみましょう。
ポイントは、1ヶ月ではなく、2ヶ月もしくは3ヶ月と言うことです。
そこで3ヶ月が無理なら2ヶ月、2ヶ月が無理なら1ヶ月と言うようにできるだけ多めに言っておくと確率が高まります。
もう1つのポイントは、それであれば即決します。と言う言葉です。
不動産において交渉する際は、必ずこの言葉を入れることが大切です。
この言葉を聞くと、スタッフもこれで決めてくれるならと交渉に掛け合ってくれる確率が高くなります。
初期費用の相場
通常時の見積もりとフリーレント、必須項目が省けた程での見積もり書を比較してみましょう。
項目 | 通常時 | 交渉した時 |
---|---|---|
敷金 | ¥88,000 | ¥88,000 |
礼金 | ¥88,000 | ¥88,000 |
日割り家賃 | ¥54,000 | ¥0 |
家賃 | ¥88,000 | ¥0(2ヶ月後から発生) |
町費 | ¥500 | ¥500 |
共益費 | ¥6,500 | ¥6,500 |
水道代 | ¥2,000 | ¥2,000 |
簡易消化器 | ¥6,000 | ¥0 |
火災保険 | ¥22,000 | ¥0(自分で手配) |
ハウスクリーニング代 | ¥20,000 | ¥20,000 |
書類代 | ¥5,000 | ¥0 |
24時間サポート | ¥21,000 | ¥0 |
鍵交換代 | ¥10,000 | ¥10,000 |
仲介手数料 | ¥44,000 | ¥44,000 |
害虫駆除、抗菌 | ¥22,000 | ¥0 |
合計 | ¥526,500 | ¥259,000 |
フリーレントの効果がどれくらい大きいかわかりますね。
フリーレントがもしダメだったとしても10万円以上の差があります。
交渉をしてみるのとしてみないのとで簡単に10万円ほど節約が可能です。
積極的に交渉をしよう!
ここまでみていただいて、賃貸物件を探すにあたっていかに交渉することが大切かということがお分かりいただけたかと思います。
ただ、交渉が成功するか否かは正直仲介会社、また正直物件、時期などにもよることがあります。
言うのはタダなので、挑戦してみて無理だった場合は潔く諦めて別の仲介会社に頼む、もしくは物件を変えるでもいいと思います。
以下の記事でおすすめの仲介会社を見分けるポイントについても書いています。
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