外国人が話す英語が理解できない、、、
英語のリスニング問題が全くできない、、と感じたことありませんか?
小学校、中学校から英語の勉強をしてきたのに、
実際の英語を聞くと全く意味が理解できないという経験をされた方は私を含め少なくないと思います。
私も大学こそ英語学科に通っていたもののTOEICは300点台から上がらず、
いろんな勉強法を試してみては挫折しての繰り返しでした。
ただ全く同じ悩みを持っていた私も
今やTOEIC700点超え、日常会話はネイティブに褒められるくらいの英語力
を持つことができた英語の勉強法があります。
結論から言うとそれはシャドーイングです。
ただ、いきなりシャドーイングをするだけでは難易度が高く、継続自体が困難です。
本日お伝えするこの方法をきちんと継続すれば、
確実に日常会話の英語、試験英語のリスニングができるようになります。
今までどんな勉強法でも結果の出なかった私が、
飛躍的にリスニングができるようになった方法ですので必見です!
私の取ったスコアを少し紹介します!

Contents
究極のシャドーイング方法 6 STEP
具体的なステップは以下の通りです。
- 文章を声に出して読んで、理解する
- 知らない単語、イディオムを暗記する
- 文章にスラッシュを入れる
- 英語の順番で意味を理解をする
- 音声を聞きながら同じ速度で読み上げる
- シャドーイングをする
詳しく紹介していきます!
文を声に出して読み、意味を理解する

まずは英語のリスニング教材の文章を用意し、日本語訳を見ない状態で一通りリスニングをします。
2回ほど聞いて見てどんな内容なのか意味を理解する努力をしましょう。
ある程度自分の中で意味を推測できたら、日本語の答えを見てどのあたりまで理解できたか確認をします。
この工程は意味がないようでかなり後で重要になってきます。普段自分がどこまで理解できているのかを知ることはかなり重要です
わからない単語、イディオムを理解する

日本語訳を見ながら自分の知らなかった単語、イディオムのみを書き出し
英語から日本語へ意味がすぐ理解できるまでその場で覚えます。
あまり時間をかけたくないので、おすすめはタイマーで10分時間を測って制限時間内に完璧に覚え、
自分でテストをして覚えていきます。
知らない単語があるままシャドーイングを進めても文の意味が理解できません。完全に自分のものにしてから次に進みましょう!
文章にスラッシュを入れる
単語を覚えたら、次は文章に区切り(スラッシュ)を入れていきます。
例) To grow, /we have to boost /our social media visibility.
成長するためには/ 向上させなければならない/ ソーシャルメディアでの認知度を
区切るポイントは動詞の後や名詞の前などが多いですが、あまりそこに正確性はなくて大丈夫です。
あくまで自分が理解しやすくするために重要で、慣れるとすぐにどこで区切ればいのかわかるようになります。
これをすることで、文章を読み砕いていき文章構成を分かりやすくしていきます。
語順のまま日本語で理解する
スラッシュを入れたら、日本語で声に出して文章の順番のまま意味を読み上げていきます。
上の例で行くと、
成長するためには 向上させなければならない ソーシャルメディアでの認知度を
という順番で読み上げます。
これを全ての文で行い、英語だけ見てスラスラ日本語で上記の順番で読み上げれるまで練習します。
英語は日本語と語順が異なります。英語脳で理解をするためには英語の順番で意味を瞬時に理解できるような練習が大切です。
音声を聞きながら同じ速度で読み上げる
日本語の意味の読み上げができたところで、
実際の音声を流しながら音声と同じ速さで英語を読み上げます。
ここで言えないところやズレが出るところは、音が繋がっていたり、早く言っていたりするので
音声を止めて言えない箇所だけをピンポイントで練習しましょう。
止めてもわからない場合は、音声をゆっくりにするとなんて言っているのかわかるのでおすすめです。
音声で言っている通りに発音しましょう。
シャドーイングをする

ここまでの長い下準備をこなした後にやっとシャドーイングです。
シャドーイングとは、英語の音声の後を追って文章を声に出すことです。
英語の音声の後に続いて実際にシャドーイングをしてみましょう。
ただシャドーイングをするというよりは、内容を理解しながらシャドーイングをしていきます。
何回かやっていくと、内容も考えながらできるようになっていきます。
これをスラスラとつまずくところなくシャドーングができるまで練習をします。
何度もやるとだんだん文章を覚えてきますが、あくまで暗記ではないのできちんと音声の後をついて声に出すようにしましょう。
シャドーイングをする上での注意点
こちらを取り組む上での注意点をいくつかご紹介します。
- 教材はTOEICリスニングPart4がおすすめ
- 文章速度を上げて耳を慣らす
- 自分の声を録音して確認する
- シャドーイングは質より量
1つづつ詳しくみていきます。
教材はTOEICリスニングPart4がおすすめ
教材は基本的になんでも大丈夫ですが、
特にこだわりがなければTOEICのPart4の英文がおすすめです。
理由は、TOEICの勉強にもなりちょうど勉強のしやすい文章の長さだからです。
TOEICを選ぶ以外であれば、対話表現ではない1分ほどの長さの文章を選ぶのがおすすめです。
文章速度を上げて耳を慣らしてみる

シャドーイングをする始めは速度についていけずに苦労すると思います。
その時に便利なのが、速度を早めて耳に負荷をかけるということです。
シャドーイングを始める前に、通常速度よりも1か2(0.75倍速)ほど上げて10回ほど音声に合わせて声に出します。
その速度ではかなり早いので完璧に音声に合わせられなくても大丈夫ですがついていく努力をしましょう。
この後シャドーイングをすると、かなり遅く聞こえてシャドーイングのハードルが格段に下がります。
教材で速度を変更できるものがあれば便利ですし、
なくてもiphoneにあるボイスレコーダーで音声を録音すると速度が簡単に変更できます。
自分の音声も録音して言えていないところをつぶす
自分では全てシャドーイングができるようになった気でいても、
実際第三者が聞くとそうでない場合もあります。
また自分がどこが言えていないのかわからない時は、録音すると簡単に見分けることができます。
パソコンやipadなどでイヤホンで音声を聴きながら、スマホで録音すると自分の声だけ録音が可能です。
それを再生すると自分がどの部分が発音できていないかがすぐにわかります。
何回か練習し、録音してみて自分のできていないところを集中して練習すると効率よく進めることができます。
シャドーイングは質を大切に
数をこなしたいから1日で終わらせて、毎日違う文章をやる方が効率的と考える方もいるかもしれませんが、
完璧にシャドーイングができる人を除いて、
まずは目の前の文章を完璧にシャドーイングできることを目標にしましょう。
完璧にできないまま進めてしまうと、
またリスニングでやった文章が出てきても聞き逃してしまう可能性もあります。
数をこなすよりも質を大切にすることを心がけてください。
シャドーイングの文章を変える目安は3日から1週間です。
できる限り毎日行い、完璧にできれば次の文章を取り組むのがおすすめです。
まとめ

今回は英語のリスニング上達に向けて一番効果的な方法について紹介しました。
何事もそうですが継続し続けること、適切な方法で勉強することが大切です。
目安ですがシャドーイングで英語のリスニングをわかるようになってくるのに約3ヶ月ほどかかります。
すぐにできないから諦めるのではなく、まずは3ヶ月必ず続けるという意思を持って取り組んでみてください。
以下の記事に紹介した勉強法を使える、おすすめの教材についても紹介していますので併せて読んでみてください。