洋書を読みたいけれどすぐに難しいから挫折してしまう、、
多読をすると英語力は上がると聞いたけど本当に効果があるのか、、
洋書を読んでみたいけどおすすめの本がわからない、、
英語を学習する上で一度は抱いたことがある悩みだと思います。
今回は1年に100冊以上の本を読んでわかった多読の効果と、
おすすめの多読用の本について紹介していきます。
結論からゆうと多読をすることでリーディング力はかなり上がります。
これを読むことで多読でどんな本を読めばいいのか、多読で得られる英語力のポイントがわかり、
リーディングや資格でも活かすことができます。
それではみていきましょう。
Contents
多読をすることで得られる英語力【3選】
多読をすることで実際自分が得られたと思う力は以下の通りです。
- 英語を読むことの抵抗がなくなる
- 英文の読むスピードが飛躍的に上がる
- 英語の試験のリーディングに自信がつく
- 得られる知識量が増える
英語を読むことへの抵抗がなくなる
多読をすると単純に英語を読むということ自体が苦になくなります。
これは多読をした中で一番大きく感じたことです。
多読をする前は英語が1ページぎっしり並んでいるだけで読む気が失せ、全く身にも入らなかったのですが、
多読を始めると英語の文章の量に慣れるので、まず読もうという気になるようになります。
これだけでも大きな進歩になると思いますし、そこから英語をもっと勉強したいというモチベーションにもなります。
英文の読むスピードが飛躍的に上がる
これも実際に感じたことですが、明らかに始める前と比べて英文の読む速さが早くなっていることに気が付きました。
以前は一文一文をゆっくり読んでいたのですが、
多読を行ってからは一文を1秒、2秒で日本語を読む速さとさほど変わらないくらいにまでなりました。
読むスピードが上がると読むことに疲れることがなくなっていくので一冊読み終わる速さも早くなります。
本を読む速さが早くなったおかげで、TOEICなどの文章問題などでも時間切れで解けないということはなくなったように思います。
英語の試験のリーディングに自信がつく
私はリーディングが大の苦手だったのですが、多読を行っただけで
長文読解などの苦手意識がなくなったように感じました。
あれだけ英文を読んだのだからできるという自信ができ、次のレベルの第一歩になったと思います。
得られる知識量が増える
洋書を読むことで、日本語では得られない情報や知識を得ることができるのはとても大きいです。
また、同じ内容のものが日本語であったとしても英語での表現の違いがあったり、
読みたい本の幅が大きく広がるのを実感しました。
本だけではなくインターネットなどでも得られる知識の量も増えていくのでとてもメリットが大きいです。
多読の勉強のデメリット
多読は上記のようにメリットがほとんどですが、
目的に応じて勉強の取り入れかたを工夫する必要があります。
- 短期で英語力を上げるには時間がかかりすぎる
- 挫折しやすい
- リーディング力以外のスキルは身につきにくい
短期で英語力を上げるには時間がかかりすぎる
多読は文字通り多くの文字を読むことに特化した勉強法なので、
それなりに効果を感じることができるまで時間がかかります。
また本を読むこと自体が時間がかかるので、短期間で英語力を爆発的に上げたい方には不向きな勉強法かもしれません。
ただはじめこそ時間がかかりますが、
何冊か読んでいくうちに一冊読み終わる時間はどんどん短くなっていくので、本を読む速度自体は早くなります。
挫折しやすい
多読はかなり地味な勉強法でもあるので、本が好きでない方は挫折しやすい傾向にあります。
本を何冊も読んでいくので終わりが見えないような感覚になり、辞めたいと思う時もあると思います。
ただ一定の境地に来ると習慣化され苦痛ではなくなる時が来るので、その時まで続けることができれば挫折を味わうことがなくなると思います。
リーディング力以外の力は身につきにくい
これは私自信が感じたことですが、多読で英語をかなりの文字数読んでいるにもかかわらず、
英語が話せるようにはなりませんでした。
またリスニング力が上がったかと思うとそうでもありませんでした。
多読は基本的に英語を読む能力に特化する訓練でもあったなと実感したと同時に、
自分的には総合力が上がると思っていたので意外な結果でした。
ですのでリーディング力以外も上げたい方はプラスして別の勉強をすることをお勧めします。
おすすめの多読用洋書紹介
多読のメリットデメリットがわかったところで、どんな本が向いているかを紹介します。
Cambridge English Reader Level 1~Level 6

こちらは多読用にイギリスのケンブリッジ大学が監修したレベル別の洋書です。
多読用とのことでレベルが分かりやすく分かれており、単語や英文法の難易度が異なります。
はじめはLevel1からはじめ、どんどんとレベルを上げていくのがおすすめです。
内容も面白いものが多いので、どんどん読み進められると思います。
またこちらのシリーズは全て文字数が背面に記載されているので、自分の目標文字数に到達したかどうかなども確認できます。
数え切れないほどの冊数があるので、飽きずに取り組めると思います。
このシリーズの本はどれも5mmほどの厚さしかない本がほとんどです。すぐに読めるので初心者の方には特にお勧めです。
Page Tunerシリーズ

こちらもCambridgeシリーズと似たレベル別多読用の本です。
内容も恋愛モノからホラー系のもの、サスペンスなどいろいろあり、かなり面白いです。
自分の好みのジャンルを見つけて見てください。
Who is~シリーズ

こちらは世界中の有名人の生い立ちから歴史までのストーリーを描いた本になります。
誰でも知っている方が多いので、自分の気になる方がいれば読んでみるととても面白いです。
英語の勉強だけでなく、社会勉強にもなるので一石二鳥です。
有名な人でいうと、ウォルトディズニー、ヒラリークリントン、デイビットベッカムなどこちらも数多くの種類があるのでおすすめです。
こちらの本の厚さは約1cmほどになりますが、文字が比較的大きめなので中級レベルになります。
Harry Potter

ハリーポッター の洋書は上級者の方におすすめです。
内容を知っている方はもちろん、知らない方もこれをきっかけに読んでみることをお勧めします。
上級者と言ってもさほど難しいわけではなく、多読になれていれば問題なく読めるレベルだと思うので、
下記のような本に飽きてきたな思ったら是非挑戦して見てください。
まとめ
多読は英語に慣れる、英語のまま文章を理解するという点でとてもお勧めな勉強法です。
また洋書を読むことで英語に触れる機会が増え、もっと英語に興味を持つきっかけになることは間違いありません。
知識を広げるという意味でも、またリーディングに苦手意識がある方は是非試して見てください。
リーディング以外にもリスニング、英単語などの効果的な勉強法についても紹介しておりますのでこちらも合わせて読んでみてください。