共通テストのリスニングは受験生にとって取っておきたい点ですよね。
リスニングだけいつも点数が低い、、
調子がいいと点数が取れることもあるけど、安定して点数が取れないから本番が不安、、
リスニング以外の勉強はできるけど、
リスニングパートはどうやって勉強したらいいかわからない、、
今回はそんな受験生の皆さんが、共通テストのリスニングで満点を取れるようになる方法をお伝えします。
結論から言うと、シャドーイングです。
シャドーイングは難しいというイメージもあるかもしれないですが、
これをやらないとリスニングはできるようにならないといっても過言ではありません。
難しいのではなく、やり方さえ間違えなければ誰でもできるようになります。
この方法はリスニング力が絶望的だった筆者が、
実際調子の良い悪いに関係なく点数を取れるようになった方法です。
共通テストのリスニングを常に満点にしたい方、
リスニングの勉強法がわからない方は是非参考にしてみてください。
Contents
共通テスト リスニングパート攻略の5 STEP

シャドーイングを進めるにあたって5つのSTEPを紹介します。
- 文章を聞いてみて意味を理解する
- わからない単語をチェックし、暗記
- 文章に区切りを入れながら意味を理解
- 音声にかぶせるように音読
- 音声を追いかけるように音読する(シャドーイング)
では詳しく見ていきましょう!
一通り文章を聞いて意味の理解をする
まず用意する教材は、共通テストリスニングパートの過去問です。
一通り何も見ずに音声だけを聞いて、何をいっているのか頭の中でイメージしましょう。
それと同時に1回でどれくらい自分が理解できたのかを確認することも大切です。
わからない単語をチェックし、暗記する
一通り聞いて頭の中で何を言っているのかイメージしたら、
回答を見てどれくらい合っているのか確認してみましょう。
確認したら、その文章の中で自分の知らない単語、イディオムがあるかチェックします。
初見の単語、イディオムがあったらその場で10分間の時間制限を設けて英語から日本語の意味を覚えます。
この場でわからないものは全て潰しておきます。
リスニングに出てくる単語は難易度はさほど高くないので、制限時間を設けて短い時間ですぐに覚えることが大切です。
文章に区切り(スラッシュ)を入れながら意味を理解する

単語が覚えられたら、文章にスラッシュを入れながら構成を噛み砕いて理解しましょう。
区切りと言うのは、
I went to supermarket / with my sister/ at noon.
私は行きましたスーパーに /私の妹と/ 正午に
このように英語の文章の主語、述語などに区切りを入れ、意味をわかりやすくすることです。
これをすることによって英語の構成、長い文章でも理解ができるようになります。
ここで大切なのは簡単な文章でもスラッシュを入れて理解をすることと、必ず前から声に出して訳していく事です。
スラッシュを入れたら区切りごとに日本語でスラスラと訳が言えるようになるまで練習しましょう。
イメージはリスニングの時に英語で聞いて英語の語順で理解をすることです。
聞きながら日本語の語順に訳していると追いつかなくなり、
後半何を言っていたのかわからなくなってしまいます。
ここでは英語の語順で理解することを脳に叩き込みましょう。
音声にかぶせるように音読する
日本語の訳がスラスラ言えるようになったら、
実際に英文をみながら音声と同じ速度で被せて音読をしていきます。
英語は日本語と違い省略される音、つながっている音がかなり多くあります。
例えば以下の文だと、
My brother didn't know what I wanted to eat for lunch.
(兄は私が昼食で何を食べたかったのか知らなかった)
これを音声で聞くとwhat I wanted to の部分がつながって
ワライ ウォニ トウーのように聞こえると思います。
このような部分を見つけ出しながら、音声の通り発音することで英語の音の中でわからない部分をつぶすことができます。
スラスラと音声と同じように言えるようになるまで繰り返し練習しましょう。
つながって発音される部分のことをリンキングといって特にアメリカ 英語でよくみられる現象です。
繋がる部分は一度理解すると次聞いた時に、同じように出てきた時に必ず理解できるようになるのでとても大切です。
シャドーイングをする
それでは早速シャドーイングをしていきます。
文章を見ながらだったら音読できるレベルになったと思うので、
次は文章を全く見ずに、音声だけを頼りに音声の後を追いかけて音読していきます。
初めは全くできないものですが、何度も繰り返していくうちにできるようになってきます。
諦めずにきちんと追いかけて音読できるようになるまで練習していきましょう!
シャドーイングは回数を重ねると必ずできるようになります。あきらめないで何度もトライしましょう。
慣れてくると音声に被って音読してしまいがちですが、あくまで追いかける形を忘れないこともポイントです。
なぜシャドーイングが大切なのか

シャドーイングができるということは音声を聞いて、そっくりそのまま自分が発音をできるということです。
発音ができないものは聞いても理解はできないので、
発音ができる=リスニングができているということになります。
また、その前にきちんと日本語でも文の理解をしているので、
何を言っているのかも理解することができます。
初めからいきなりシャドーイングから入るのではハードルが高いですが、
この方法であればそんなレベルの方でも取り組むことができます。
どれくらいの勉強時間が目安か

受験生はもちろん、英語のリスニングにさほど時間をかけている場合ではない場合がほとんどです。
ただ共通テストにおいて英語のリスニングが占める割合は多くはないにしろ、
安定して満点をとっておきたいところです。
1日に1〜5までのステップを30分で終わらせて、
次の日同じ文章でシャドーイングを10分、その次の日も同じ文章で10分ほどの目安がおすすめです。
3.4日に1回新しい文章でシャドーイングが完璧にできるようになるまで行うのがベストです。
初日に完璧にできていたとしても、次の日にやるとすぐにはできないこともあります。
ただ、3、4日ほどやると定着してすぐにできるようになってきます。
数をこなすよりも、1つの文章をやり込んで完璧に仕上げる方が大切です。
まとめ

今回は共通試験のリスニング攻略法についてご紹介しました。
リスニングは他の勉強よりもすぐにできるようになるものではありませんが、
継続するとした分だけ自信に繋がるものだと思います。
もし高校に入学したての方がこれを実践してもらうと、
2年後の共通試験のリスニングはほぼ確実に満点とれると思います。
またこの方法は受験英語だけでなく、
実際の英語の別の試験でも大いに役立ちますので是非参考にしてみてください。